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治療1 ~その1~ [治療]
翌日、新しい病院に行きました。前回と比べて大きな病院です。
朝早く起きる気力もなく10時過ぎに到着し、「こころの診療科」に受付してもらいました。診療科目はいろいろありますが、整形外科、心療内科、内科の3種類に集約されるようです。待合も広くロビーに椅子がたくさん並んであります。私は椅子に横にもたれかかってぼんやりとしていました。混んでいるせいか、2時間以上経過しても自分の名前は呼ばれませんでしたが、全く気にかかりませんでした。湧き上がってくる不安感と闘いながら、半ば半分人生が終わってしまったような気持ちになっていました。後ろから見たら寮に引きこもって会社辞めて行った人たちのように、「妖気」なるものが漂っていたことでしょう。
それから名前が呼ばれて、診察室の前の待合室に行きました。どんな先生だろうかと期待と不安が入り混じるような気持ちで、自分の症状について頭の中で整理してました。ほどなく名前が呼ばれて診察室に入りました。先生は45~50歳くらいの若々しい感じの先生です。先生は「どうしましたか?」と聞かれました。
自分は昨日会議で話せなくなったことと、不安感、うつうつとするといった症状を説明しました。
すると先生はうんうんとうなづきながら、カルテに「社会不安障害、SAD」と書きました。
先生は「話すことが苦手になったのはいつごろなの?}と聞かれました。
私は「会社入って2年目くらいからです。最近は昇進したので部下も数人いたし、たまに怒られながら仕事してたので症状がひどくなったみたいです。」と答えました。
すると先生は「そうかー、部下ももっちゃったかー」と笑いながら言いました。
先生は「社会不安障害ですね。ストレスとかで人前で話しするのが苦手になる病気です。治療すれば治ります。」「治るんですか?」「治ります!昨日行った病院の薬は飲んでないんだね?」「はい、飲んでません」「じゃあ、リフレックス錠という薬を出しますので毎日1錠からやっていきましょう。」
リフレックス錠?なんだか聞いたことない薬だなと思いました。
「その薬は抗うつ剤ですか?SSIRとか・・?(このとき間違ってSSIR言った)」「SSRI、うんそうですね。よくこの薬、と指名されたりしますけどね。薬飲みながら脳をだましだまし慣らしていく感じで治療していくんだね。」「他にも病気になる方はいるんですか?」「あーもういっぱいいますよ。教員から自衛官とかサラリーマンとか。ただし薬を飲まないと治らないからね。」と言われました。
それにしても、自分はうつ病が原因だと思っていたのですが、奇しくも2人の先生の診断が一致したのです。先生は気さくな方だったので、この先生を信じて治療することに決めました。私は抗うつ剤を飲みにあたっての注意点を聞いてみました。「明日は土曜日だから明日は休みなんでしょ?であればちょうどいい、今日の夜から飲んでください。本当はできれば2~3日会社休むのがいいんだけど。というのは最初は副作用で眠くなったりするんで、ミスとか事故とか起こしたりすると怖いんでね」と言われました。その時は、土日二日間あるからまあ大丈夫だろうということになりました。
本当はこのときSADのチェックシートというのがあって、質問に答える形でSADかどうか判定するという作業が入るはずだったのですが、判定するカウンセラーが不在だったので次回ということになりました。受付の隣が調剤になっているので、薬をもらい病院を出ました。
もう1時半過ぎになってました。自分は昼ごはんを買いコンビニによってから会社に行くことにしました。発作を起こした翌日なので、コンビニにいくだけでも不安です。「大丈夫かな?」と自分に問いかけながら生活するのは本当に疲れます。
会社に着いたのは3時前でした。会社に近づくともう脳が「危険信号」を発するんです。それでも頑張って会社に行って丸1日不在にして溜まっていた仕事を片づけていきました。
帰宅途中、本屋に寄りました。もらった薬を薬辞典で調べようと思ったからです。しかしどの辞典にも載ってないんです。家に帰ってネットで検索したところ、最近発売されたばかりの新しいタイプの抗うつ剤だということがわかりました。それまでのSSRIとは違った仕組みで効くらしく、今までは薬が効くまで飲み始めてから1週間ほどかかっていたものが、3日くらいで効いてくるらしいのです。しかし、副作用が気になります。掲示板では「とにかく眠い」と報告されている方が結構います。自分はもしかして先生の実験台にされているのかも?と疑心暗鬼になってきました。
私は飲む前に父親に電話して相談しました。実は父親の実家が薬局をやっていたので、薬剤師の資格をもっていたからです。電話したところ「トランキライザーみたいなものだろ?」と聞いてきました。もらった薬は抗うつ剤であることを伝えると少し驚いていました。しかし「まあ、医者を信じて飲んでみるか、な?」という言葉をもらいました。
抗うつ剤じゃなくて精神安定剤からはいるべきだったかな?と思いが少し残ってました。でも社会不安障害についてネットで調べると、やはり抗うつ剤をベースに話す前に抗不安薬で治療するというのが一般的だということです。幸いにも次の日は会社は休みです。寝る前に1錠口に含んで、水で飲み干しました。
朝早く起きる気力もなく10時過ぎに到着し、「こころの診療科」に受付してもらいました。診療科目はいろいろありますが、整形外科、心療内科、内科の3種類に集約されるようです。待合も広くロビーに椅子がたくさん並んであります。私は椅子に横にもたれかかってぼんやりとしていました。混んでいるせいか、2時間以上経過しても自分の名前は呼ばれませんでしたが、全く気にかかりませんでした。湧き上がってくる不安感と闘いながら、半ば半分人生が終わってしまったような気持ちになっていました。後ろから見たら寮に引きこもって会社辞めて行った人たちのように、「妖気」なるものが漂っていたことでしょう。
それから名前が呼ばれて、診察室の前の待合室に行きました。どんな先生だろうかと期待と不安が入り混じるような気持ちで、自分の症状について頭の中で整理してました。ほどなく名前が呼ばれて診察室に入りました。先生は45~50歳くらいの若々しい感じの先生です。先生は「どうしましたか?」と聞かれました。
自分は昨日会議で話せなくなったことと、不安感、うつうつとするといった症状を説明しました。
すると先生はうんうんとうなづきながら、カルテに「社会不安障害、SAD」と書きました。
先生は「話すことが苦手になったのはいつごろなの?}と聞かれました。
私は「会社入って2年目くらいからです。最近は昇進したので部下も数人いたし、たまに怒られながら仕事してたので症状がひどくなったみたいです。」と答えました。
すると先生は「そうかー、部下ももっちゃったかー」と笑いながら言いました。
先生は「社会不安障害ですね。ストレスとかで人前で話しするのが苦手になる病気です。治療すれば治ります。」「治るんですか?」「治ります!昨日行った病院の薬は飲んでないんだね?」「はい、飲んでません」「じゃあ、リフレックス錠という薬を出しますので毎日1錠からやっていきましょう。」
リフレックス錠?なんだか聞いたことない薬だなと思いました。
「その薬は抗うつ剤ですか?SSIRとか・・?(このとき間違ってSSIR言った)」「SSRI、うんそうですね。よくこの薬、と指名されたりしますけどね。薬飲みながら脳をだましだまし慣らしていく感じで治療していくんだね。」「他にも病気になる方はいるんですか?」「あーもういっぱいいますよ。教員から自衛官とかサラリーマンとか。ただし薬を飲まないと治らないからね。」と言われました。
それにしても、自分はうつ病が原因だと思っていたのですが、奇しくも2人の先生の診断が一致したのです。先生は気さくな方だったので、この先生を信じて治療することに決めました。私は抗うつ剤を飲みにあたっての注意点を聞いてみました。「明日は土曜日だから明日は休みなんでしょ?であればちょうどいい、今日の夜から飲んでください。本当はできれば2~3日会社休むのがいいんだけど。というのは最初は副作用で眠くなったりするんで、ミスとか事故とか起こしたりすると怖いんでね」と言われました。その時は、土日二日間あるからまあ大丈夫だろうということになりました。
本当はこのときSADのチェックシートというのがあって、質問に答える形でSADかどうか判定するという作業が入るはずだったのですが、判定するカウンセラーが不在だったので次回ということになりました。受付の隣が調剤になっているので、薬をもらい病院を出ました。
もう1時半過ぎになってました。自分は昼ごはんを買いコンビニによってから会社に行くことにしました。発作を起こした翌日なので、コンビニにいくだけでも不安です。「大丈夫かな?」と自分に問いかけながら生活するのは本当に疲れます。
会社に着いたのは3時前でした。会社に近づくともう脳が「危険信号」を発するんです。それでも頑張って会社に行って丸1日不在にして溜まっていた仕事を片づけていきました。
帰宅途中、本屋に寄りました。もらった薬を薬辞典で調べようと思ったからです。しかしどの辞典にも載ってないんです。家に帰ってネットで検索したところ、最近発売されたばかりの新しいタイプの抗うつ剤だということがわかりました。それまでのSSRIとは違った仕組みで効くらしく、今までは薬が効くまで飲み始めてから1週間ほどかかっていたものが、3日くらいで効いてくるらしいのです。しかし、副作用が気になります。掲示板では「とにかく眠い」と報告されている方が結構います。自分はもしかして先生の実験台にされているのかも?と疑心暗鬼になってきました。
私は飲む前に父親に電話して相談しました。実は父親の実家が薬局をやっていたので、薬剤師の資格をもっていたからです。電話したところ「トランキライザーみたいなものだろ?」と聞いてきました。もらった薬は抗うつ剤であることを伝えると少し驚いていました。しかし「まあ、医者を信じて飲んでみるか、な?」という言葉をもらいました。
抗うつ剤じゃなくて精神安定剤からはいるべきだったかな?と思いが少し残ってました。でも社会不安障害についてネットで調べると、やはり抗うつ剤をベースに話す前に抗不安薬で治療するというのが一般的だということです。幸いにも次の日は会社は休みです。寝る前に1錠口に含んで、水で飲み干しました。
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